DocomoのOSがAndoroidベースになるとかならないとか

この手のニュースに早い人は既知のように、NTT Docomoが端末のソフトウェアの設計を大幅に変えるって感じの報道が出ている。
Docomoのプレスリリースでは見つけられなかったので、本当なのかイマイチよくわからないけど、googleAndroid OSを使うなんて話が出ている。
そして、お財布ケータイやらiモードはOSから切り離すとか。


そういえば海外だとSymbian OSのS60搭載機にiモードアプリケーションをインストールしてiモード対応にした事例を以前耳にしたような。
そんな感じの後付のアプリケーションになるのだろうか。


この記事で気になるのは

>新OSの採用で、ドコモ向け端末を開発・生産している国内メーカーは海外向け端末の開発・量産が容易になる。高機能端末の需要が多い国内向けは、OSとは別にiモードなどの機能を追加して対応するほか、低価格端末を国内に投入する可能性もある。

って部分。
確かに、ドコモではMOAPやらLiMo Foundationの設立に関わったりしているけど、各国の事業者ってどこまで、端末メーカーの開発に関わっているのだろう。


ドコモとしては事業者、インフラの開発のほかに携帯電話向けOSの開発・販売なんかも商売にしていくのだろうか。
国内事業者がOEMメーカーに携帯電話開発のために共通のOSやらプラットフォームの開発・提供なんかは最近の流行りだし、auでも最近KCP+搭載端末を発売した。


ただ今回の記事を見る限り、自社向け製品以上に、海外向けの端末として販売する場合のOSとしても使えるような感じで書いてあるし。
ある意味、Docomoは事業内容を若干変化しようとしているのかな?
それともAndoroid OSをベースにしたMOAP的なものを提供、iモードやおさいふ機能はご自由にって感じになるのかな。
それだとあまり現状と変わらないと言うか、短期的に見ると新しいOS対応でかえってコストアップしそうな気もしなくは無いけど。


もっともKCP+は現状不具合が多いとか、アップデートが多いとか(それだけseriousな問題なのか、auがやる気に満ち溢れているのかは不明)って話を聞くし、新しいプラットフォームの立ち上げはどうしても難しそう。
うまく対策を打って、枯れてくれないといつになっても回収できずコストダウンどころじゃないけど。